地域文化学科の三年生が授業観察実習を行いました。

地域文化学科の三年生が授業観察実習を行いました。

 地域文化学科で国語の教員免許取得を目指している学生が、授業観察実習を行いました。今回は、開星中学・高等学校で「源氏物語」のリテラチャー・サークル実践を観察させていただきました。簡単に説明すると、グループ毎に「源氏物語」から一つの巻を選び、「ストーリー係」「スポットライト係」といった役割分担をしながら本文を読み深め、協同で発表物を作成していく授業です。

 一般にイメージされがちな、一斉授業や教科書に沿った授業とは大きく異なる形であるため、学生にとっても非常に刺激的で、驚きのある授業だったようです。

 授業観察終了後は、授業者のお二人の先生方と協議会を開催いたしました。これまでの授業の流れや具体的な手立てといった授業の内側の話から、「もし教科書に沿って『源氏物語』の授業をしたら…」といった授業開発の経緯に関わる話まで、様々なお話を聴くことができました。

 今回の授業観察に参加した学生は、来年度に教育実習を迎えます。今年度の四年生のように、実習を通して多くのことを学び、教員採用試験を突破してくれることを期待しています。

 

 大変お忙しいなか授業観察を受け入れてくださった、開星中学・高等学校の先生方に 心より感謝申し上げます。

      授業観察の様子

      協議会の様子