三成 清香(みなり さやか)
三成 清香(みなり さやか)
職 名 |
准教授 |
研 究 分 野 |
比較文学,日本語教育 |
〇教員メッセージ
みなさん、こんにちは。三成清香です。私は島根県の出雲市(旧平田市)の出身で、18歳まで島根にいました。大学に進学してからは、スペインへ留学したり、韓国で働いたり、日本国内でも栃木、大阪、山口、群馬とふらふらしていましたが、この度、ようやく故郷に戻ってくることができました。故郷と言っても20年以上、別の場所にいたのでどこがどこだか分かりません。新たな気持ちで故郷を楽しもうと思っています。
私の専門は比較文学です。特に小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が好きで、勉強を続けています。また、13年間、日本語を母語としない人々に日本語を教える仕事をしてきました。ですから、文学だけでなくそれを紡ぎだす言葉にも関心があります。私は日本語が母語ですから日本語も大好きですが、スペイン語も韓国語も英語も好きです。そして、多様な人々から話を聞くことが何よりの楽しみです。
文学や言葉、それを取り巻く人々について、みなさんと一緒に考える時間を楽しみにしています。
〇研究テーマ
ラフカディオ・ハーンについて研究しています。「ハーンはジャポニスムからどのような影響を受けていた?」、「再話作品の中に描かれる日本女性たちの姿に共通点があるのでは?」といったことから、「小泉凡先生ってどんな人?」、「ハーンの作品をもっと活用するには?」といったことまで、幅広く考えています。
ハーン研究以外で興味があることとしては、多文化共生社会における〈やさしい日本語〉の役割、さくらももこの作品(『ちびまる子ちゃん』や『COJI-COJI』)に登場する人(?)についてなどさまざまあります。