古賀 洋一(こが よういち)
古賀 洋一(こが よういち)
職 名 |
准教授 |
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研 究 分 野 |
国語教育学 |
〇教員メッセージ
教育は、児童・生徒の「いま・ここ」に働きかけ、「これから」の社会を力強く生き抜いていける「人」を育てる尊い営みです。特に、言葉は、人が様々な物事を認識し、自分の思いや考えを形にし、他者と分かり合うために欠かすことができないものです。「言葉の力」の育成を任務とする国語科授業には、それだけの責任があります。
専門は国語教育学、特に論説や評論の読みの授業を研究しています。児童・生徒がこれからの社会を生き抜くために必要な読みの力とはどのようなものか。そうした力はどのように形成されるのか。そのために、どのような授業が求められるのか。こうした問題を理論に学び、教育現場に学び、児童・生徒の姿に学びながら日々追い求めています。
〇主な担当授業
・国語科教育法I(1年次秋学期)
この科目では、生徒がこれから出会っていく社会とはどのようなものかを展望し、そうした社会を生き抜いていくために、国語の授業を通して育てたい力とは何かについて考えていきます。また、特に「読むこと」の領域を取りあげ、読みの力を育てるための授業理論や学習理論について、学生に生徒の立場を体験していただきながら、実感を伴った理解を図っていきます。
・国語科教育法IV(3年次春学期)
この科目では、「国語科教育法I」の内容を基盤としながら、「話すこと」「書くこと」といった他の領域の授業づくりや、「読むこと」の発展的な授業づくりについて、具体的な授業ビデオや授業記録から生徒の実態を見据えつつ理解を深めていきます。授業の後半では、学生の模擬授業や授業観察も取り入れながら、実践的な力を向上させていきます。