北山 佳恵(きたやま よしえ)

職名:助教
研究分野:教師教育
(研究内容を詳しく知りたい方はこちらへ(外部サイト))

教員メッセージ

 専門は教師教育学で、特に教員養成や保育者養成に関心をもっています。これまで、教師を目指す学生が自身の教育実践をどのように意味づけているのかについて、研究してきました。 学生の皆さんには、講義や実践を通して保育への理解を深め、自分が目指す保育者像についてじっくり考えてほしいと思っています。

主な担当授業

 保育者論(1年次春学期)
 保育学科に入学した時点では、保育の仕事についてまだよく分からないという人も少なくありません。「保育者論」の授業では、保育とはどのような営みで、保育者にはどのような役割が求められるのかについて学んでいきます。映像資料などを活用して実践事例を紹介し、保育の現場をイメージしながら理解を深められるよう工夫しています。将来、保育者として働く自分の姿を思い描きながら、保育者を目指すうえでの目標や意義、そして求められる専門性について考えていくことが、この授業の目標です。

 教育制度論(2年次春学期)
  2年次では、これまでの講義や実習を踏まえ、保育の仕事に対する理解をさらに深めていきます。「教育制度論」の授業では、教育が社会の中でどのように制度として位置づけられているのかを学びます。学校教育制度の仕組みや教員制度、家庭や地域との連携、学校安全などについて具体的に学び、保育者として働くうえで必要な制度的な知識を身につけていきます。学校教育全体を少し引いた視点から見直し、子どもを取り巻く社会的な課題をより広い視野で捉えることができるようにすることが、この授業の目標です。