水内 豊和(みずうち とよかず)

水内 豊和(みずうち とよかず)

 

水内准教授

   職名  准教授

 

   研究分野  臨床発達心理学、特別支援教育、教育工学
     (研究内容を詳しく知りたい方はこちらへ(外部サイト)

 
   

〇教員メッセージ

  岡山県岡山市出身です。大学院は広島でした。20年近く富山と東京にて大学の教員をしていましたが、2023年4月より家内の郷里でもある島根県松江市の島根県立大学人間文化学部保育教育学科に着任しました。
 知的・発達障害のある子どもから大人そしてその家族を対象とした臨床発達支援、特別支援教育が専門です。これまでも社会活動として3歳児健診の心理相談員や、保育所や大学での心理相談・発達相談、SSTなどの子どもの発達支援やペアレントトレーニングなどの保護者の心理支援、親子サークルを立ち上げてサポートしたりと地域に根ざした活動をしてきました。また発達障害者の運転教習における合理的配慮に関する研究もしています(「つばさプラン」で検索してください)。
 私の第二の郷里とも言うべきこの島根県にあって、島根県立大学の学生はもちろんのこと県民のウェルビーイング(持続的な幸せ)のために、地域に根ざした社会活動、学生教育、研究が三位一体となった活動を進めていきます。
 障害のある子どもから大人、その家族の発達支援や心理支援に関心のある学生さんは、いつでも研究室に訪ねてきてくださいね。
 趣味は、100名山登山、チヌ釣り、モータースポーツ、クラフトビール巡りです。

〇主な担当授業

・障害児発達教育論(1年次春学期)

 特別支援教育を初めて学ぶ1年生向けの授業です。障害とは、障害のある子どもとは、障害のある子どもの教育や支援とは、ということについて学びます。その際、皆さんの身近なモノ、コト、サービスを取り上げ、実はそれが障害とも関係していることに気づき、誰もがインクルーシブ社会の成員であることに意識を持つところから学びを深めていきます。またICTは特別なニーズのある子どもたちの学習や生活支援とQOL向上にとって必要不可欠でとても有効なツールです。ICTを用いた支援技法についても演習を通じて探究します。水内准教授個人ページ写真2

 

 

 

・障害児保育(3年次秋学期)

 障害のある、あるいはその疑いのある幼児の保育は、障害の有無に関わらないインクルーシブ保育が主流となってきています。そのため保育者の特別なニーズのある幼児の保育についての資質や保育観、障害に対する適切な知識や発達支援の具体的支援が求められます。
 この講義では、障害児の保育や福祉に携わる保育者を目指す学生を対象に、乳幼児期の発達、インクルーシブ保育における理念、制度、ならびに発達支援の方法などの理解を図り、あわせて演習を通じて具体的な支援方策を学びます。水内准教授個人ページ写真3

 

 

 

 

〇研究テーマ

  発達障害心理臨床、家族の心理と支援(特に母親、きょうだい)、発達支援におけるICT活用、アクセシビリティ支援が研究テーマです。主たる対象は発達障害・知的障害児・者とその家族です。
 臨床発達心理学、教育工学のアプローチを用いながら、発達障害児・者とその家族の想う自己実現(あたりまえへのアクセス)に関する研究と、社会活動ならびに学生教育を行っています。
 具体的な研究は、以下の業績リストをご覧ください。

 

 水内豊和 noteープロフィール(外部サイト)