博士後期課程

博士後期課程

博士後期課程の履修科目は下記のとおりです。

北東アジア超域研究指導Ⅰ

 北東アジア地域には、多様性を背景としつつもそれを画する"域"を超えて拡散し、さまざまな形で収斂してその影響を各方面に与えている超域的な問題群がある。北東アジア超域研究指導Ⅰは、このような超域的問題に複数の方法を持して接近し、博士論文の完成をめざす博士後期課程一年次生を対象に、超域的に拡散収斂運動を示している超域的問題の発見と研究テーマ設定、関連する先行研究の分析、理論・方法の分析と選択、長期休業期間中における調査事項の把握、調査報告書作成、学内研究会や合同報告会での報告を目標として設定し、その達成に向けての指導を行う。

特別研究活動

 原則として第二年次において論文完成のための基礎固めや論文完成に不可欠の研究課題を達成させることを到達目標とし、その達成のために行う研究指導である。この研究指導では、第二年次に国内外でおこなった研究活動や学会発表、あるいはレフェリー誌への論文採用をもって単位認定を行う。院生は、所期の活動を行った後、その活動の成果を証明するものとして、①研究活動成果報告書あるいはワーキングペーパー、②学会活動成果報告書ならびに発表時に使用した資料(レジュメなど)、③論文抜刷か該当部分のコピー、①~③のいずれかを指導教員に提出し、単位認定を申請する。

北東アジア超域研究指導Ⅱ

 北東アジアの超域的問題を複数の方法によって研究し、博士論文の完成をめざし、かつ、特別研究活動指導の単位を取得した院生を指導する。特別研究活動によって固められた博士論文の基礎を発展させて、博士候補者試験と博士論文予備審査を確実に通過し、最終審査に合格することを到達目標として設定する。