プロジェクト『北東アジアにおける近代的空間の形成とその影響』総括シンポジウム

NIHU島根県立大学拠点主催シンポジウム
プロジェクト『北東アジアにおける近代的空間の形成とその影響』総括シンポジウム

日程:11月07日(土)

場所:Microsoft Teams及び島根県立大学浜田キャンパス 本部棟会議室(オンライン)

全体司会:李 暁東 教授


09:00~09:10 開場準備及び連結状態の確認

09:10~09:30 出版企画に関する趣旨説明・・・・・・・・・・・李 暁東 教授

09:30~12:00 第一部:理念の多様性(進捗状況の報告、14名、各10分)

          (第一部の司会:石田 徹 准教授)                          

                                         <報告>

井上 厚史 「北東アジアの近代的空間形成において朝鮮がはたした役割」

澤井 啓一 「東アジアにおける多様性の形成:「心学」を題材として」

茂木 敏夫 「中国的秩序の理念:その特徴と近現代における問題化」

韓 東育 「清朝の『非漢民族世界』における『大中華』の表現:『大義覚迷録』から『清帝遜位詔書』まで」

岡 洋樹 「大清国による歴史記述のモンゴル史的文脈」

張 寅性 「兪吉濬の文明社会構想とスコットランド啓蒙思想:東アジアにおける近代思想の受容と変容の一様相」

李 正吉 「北東アジアの近代的空間における朝鮮末期の民主主義の土壌づくり過程」

山本 健三 「朝鮮における<アナーキズム的近代>:20世紀初頭の北東アジアにおけるクロポトキン主義の拡大と『朝鮮革命宣言』」

李 暁東 「近代法理学の中国における受容と展開:梁啓超を中心に」

波平 恒男 「沖縄近代の再考によせて」

黄 克武 「『中国本部-辺彊』の言葉の意味転換と近代中国の国家の形作り」

井上 治 「近代のモンゴルで書かれたモンゴル中世史について」

劉 建輝 「反転するモダニズム:租借地大連の都市空間と文化生産」

王 中忱 「表象される『蒙彊』:深澤省三を中心として」

12:00~13:10 昼食休憩

13:10~14:10 第一部:理念の多様性(討論)(司会:李 暁東 教授)

14:10~14:20 休憩

14:20~16:00 第二部:コンタクトの諸相(進捗状況の報告、10名、各10分)

           (第二部の司会:山本 健三 准教授)

 

                     <報告>

飯山 知保 「モンゴル・『中国』の接壌地帯としての12~14世紀華北:モンゴル帝国の統治と華北社会の変容」

S.チョローン 「ネルチンスク条約における『モンゴル』について:領有と決定」

柳澤 明 「17~19世紀の露清外交と媒介言語」

中村 篤志 「駅站の守人(もりびと):モンゴル国ハラチン集団の歴史と記憶」

森永 貴子 「1860年代以降におけるロシアと清の茶貿易:モスクワ、キャフタ、漢口を結ぶ流通の視点から」

石田 徹 「対馬と異国船―来着と渡航(仮題)」

松田 利彦 「『韓国併合』前後における漢城-京城の上水道事業:植民地都市における二重構造問題との関連から」

趙 誠倫 「近代移行期 済州島民の移動とトランスナショナル・アイデンティティ」

バールィシェフ・エドワルド 「保障占領下の北部サハリンと《スタヘーエフ商会》の活動(1920~1925年)」

娜荷芽  「東北蒙旗師範学校及びその学報:『東北蒙旗師範学校専刊』について」

16:00~16:15 休憩

16:15~17:15 第二部:コンタクトの諸相(討論)(司会:李 暁東 教授)

17:15~17:20 閉会