北東アジア研究 別冊第1号
『北東アジア研究』別冊第1号（2008年3月）
島根県立大学北東アジア地域研究センター
ISSN 1346-381
特集 北・中央ユーラシアにおける異文化の波及と相互接触による文化変容の歴史的研究
- 宇野重昭「『北東アジア研究』別冊の発刊にあたって」（p. 1）
- 井上治「序に代えて」（pp.3-5）
- 栗林均「多言語分類辞典『御製五体清文鑑』の利用に関する覚書」（pp. 7-25）
- 宇野伸浩「フレグ家の通婚関係にみられる交換婚」（pp. 27-45）
- 柳澤明「遼寧省鳳城・岫巖のバルガ人」（pp. 47-66）
- 藤代節「北東アジアのチュルク諸語研究――日本からそそぐ北東アジアへの眼差し」（pp. 67-84）
- 諏訪淳一郎「ポスト社会主義トゥバにおける自然の物神化とエスノ文化資本の生成――ホーメイを事例として」（pp. 85-108）
- 坂井弘紀「中央ユーラシア・テュルクの叙事詩に描かれる『異民族』」（pp. 109-133）
- 森平雅彦「事元期高麗における在来王朝体制の保全問題」（pp. 135-172）
- 石川巖「古代チベットにおける古代ボン教とその変容」（pp. 173-185）
- 藤井麻湖「英雄叙事詩『ジャンガル』における七冲の痕跡――ジャンガルが7歳のときに権力を掌握するモチーフについて」（pp. 187-226）
- 井上治「19〜20世紀前半のオルドスにおける外来文化要素の受容過程に関する一考察――"二人のセチェンの祭祀"を事例に」（pp. 227-277）
