平成25年度

平成25年度3キャンパス合同学生ボランティア交流会

島根県立大学浜田キャンパスにおいて、ボランティア活動に参加してきた学生の「3キャンパス合同学生ボランティア交流会」を開催しました。
日時:平成25年11月9日(土)14:00~18:00、10日(日)10:00~15:00
会場:島根県立大学浜田キャンパス 交流センター 研修室

この企画は、松江・出雲・浜田の3キャンパスの学生が日頃行っているボランティアを相互に理解し合い、その関心を高めたうえで、3キャンパスのボランティア活動でのつながりをつくることを目指しています。また宿泊で交流を充分に深めた後に、ボランティアについて語り合い、3キャンパス連携ボランティア活動を企画することを目的とし、学生主体で企画・運営にあたりました。3キャンパスから学生24名、教職員8名の合計32名が参加しました。

第一日目

オリエンテーション、自己紹介

初日はオリエンテーションとして2日間のスケジュールを確認し、その後自己紹介をしました。

「先輩からのひとこと」(3年男子学生)

島根県全土を原付バイクで走った経験、被災地ボランティア(岩手)、西日本ヒッチハイク旅で田舎に泊まった経験等を通じて、海外支援金の募集を広島で行い200万円を目指していることなどお話しいただきました。 経験から「行動・好奇心・野心」が行動のキーワードとなっており、1)自分の軸を持つこと、2)すぐに行動すること、3)周りを巻き込むこと、4)逃げない忍耐力を持つこと、5)自信を持つこと、が大切であると教えてくれました。

「地域とのつながりづくり~絵本制作をとおして~」(読み聞かせサークルゆるりの会)

「かきえもん」という浜田市三隅町の柿づくりに関する絵本を実際に読み聞かせてくれました。
 このかきえもんの絵本制作は、サークルの先輩が三隅白砂会より依頼を受けて、地域の方々はもちろん、三隅の柿農家さんや松江キャンパスの岩田教授の協力を頂きながら制作したものであり、地域の人々とのつながりがあってこそ完成できた作品であることを強調していました。
 待つだけではなく、こちらからアプローチしていく大切さを教えてくれました。

ワールドカフェ

各キャンパスでの特徴的な学生ボランティア活動についてワールドカフェ形式を利用して相互に話し合いをしました。
 共通テーマを決めテーブルごとに話し合いながら、リーダー以外のメンバーがテーブルを移動し、次々に別のリーダーのいるテーブルへ移動して話し合います。リーダーはテーブルでの会話を新たなメンバーへ伝え、意見交換を続けます。テーマは「私のキャンパス紹介」「今(今まで)、私はこんな感じ」「これからは、○○なことをしてみたい!」の3つについてワールドカフェ形式で交流と相互理解を深めました。

交流会

夜には交流会を開催しました。全員でお鍋を調理し、ボランティアに限らず同じ大学での学友として大いに語り合いながら交流を深めました。

第二日目

初日で交流が深まったところで、いよいよ二日目は3キャンパスの連携でやってみたいボランティア企画にあたりました。
 5つのグループに分かれそれぞれの企画を出し合い発表を行いました。参加学生は1~2年生が多く、企画をまとめる際に浜田キャンパスのボランティアサークル「地域密着てごねっと」の先輩にアドバイスをもらいながら作成にあたりました。
 プレゼン後、教職員が審査した結果から来年度の実施企画を決定しました。審査基準として1)企画内容の楽しさ、2)3キャンパスでする意味、3)地域に貢献できているか、4)実現可能か、5)一生懸命か、の5点で審査がなされました。5つの企画案「3C海の家」「3C合同学園祭」「幅広い世代の人たちとのつながり」「3C合同文化祭」「3キャンパス連携サミット」が報告され、僅差で「幅広い世代の人たちとのつながり」に決定しました。さらに翌年ボランティアを実施する実行委員となるメンバーを選出しました。
 今後もそれぞれ良さを取り入れながら3キャンパスで来年度の企画実行に向け一致団結して解散となりました。