シミュレーション研修2【フィジカルアセスメント】を開催しました

シミュレーション研修2【フィジカルアセスメント】を開催しました

【開催概要】
日時:令和3年3月18日(木)・19日(金)10:00~16:00
場所:島根県立大学出雲キャンパス215演習室
参加者:復職やスキルアップを図りたいと考えている看護職者12名
研修内容:1日目 バイタルサイン、呼吸器系・循環器系のアセスメント  
                             消化器系・脳神経系のアセスメント 
                  2日目 呼吸困難・腹痛の事例検討(グループワーク)  

 この度、島根県看護協会・ナースセンターとの共催により、「フィジカルアセスメントの基礎を学ぶとともに、実践活用できる症状・徴候を診る力を養う」ことを目標にした専門職向けの研修会を開催しました。
 年齢や臨床経験が多様な受講生の皆様でしたが、自己紹介を契機に積極的にコミュニケーションを図っておられました。フィジカルアセスメントモデルフィジコを使った実際の演習では、休憩時間を削ってでも技術の習得に余念がない方もいらっしゃいました。また事例検討では、1日目の講義内容を想起しながら思考を整理したり、他者の考えを尊重したりする姿勢が印象的でした。
 終了後のアンケートでは、「講義・演習はわかりやすかった」や「講義・演習は今後に活かせる」が9割を超え、研修に対する満足度の高さが伺えました。
 自由記載では、「もっとフィジカルアセスメントを学ぶ時間が欲しいと思った。本当に時間が足りない・・・!!と思った2日間だった」や「フィジカルアセスメントの方法を身につけて、今後自分のものになるよう深めていきたい。 ありがとうございました。とても分かりやすかったです」といった今後につながる前向きな意見がありました。
 また、「ブランクがある看護師とわかりあえることができ、前向きになれた」、「ソーシャルディスタンスで皆さんとの交流がしにくかったことは残念です。学びと一緒に色々な背景のある人と情報交換することで他の発見や情報も得ることができるいい場だと思う」など、本研修会が受講生同士の情報収集や交流の場であることがわかりました。
 ご参加くださいました皆様の今後のご活躍をお祈り申し上げます。

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