心の健康のために

 毎日の大学生活はいかがですか。
 浜田キャンパスでは痛ましい事件がありました。悲しい思いをしている人も多いと思います。島根県立大学では、皆さんが安心して毎日の大学生活を過ごすことができることを何よりも望んでいます。心の健康は、目に見えないことなので見過ごされてしまうことも多いのですが、時には立ち止まって振り返ってみませんか。


心のサイン
 なんとなく毎日が楽しくないとき、気持ちが重たい時、人づきあいがうまくいかない時、自信がなくなったとき、壁にぶつかった時、就職活動や将来のことを考えて不安になった時、あなたはどうしていますか。
 「なんだがやる気が出ない」、「ささいなことでイライラする」、「無性に泣きたくなる」等は、心の不調のサインです。しかし、「怠けているだけ」、「性格の問題」などと捉えて、心の不調と捉えない場合がありませんか。


心の健康を保つための条件
 心の健康に目を向けることは、とても大切なことです。
 日頃から心の健康を保つためには、次の三つが大切だと思います。自分に当てはまるかどうか、ちょっと考えてみてください。

  1. 安心してなんでも話せる人がいること
  2. ストレスの発散や、気分転換の方法があること
  3. 好きなことやうちこめるものがあること

 三つともあるという人は、少々のストレスや辛いことがあっても、なんとか乗り越えていけるのではないでしょうか。一つもないという人は、気持ちを我慢したり、しんどさをため込んだりしやすいので要注意です。一つでも作っていくよう努力しましょう。


話すことの意味
 上述の三つの条件のうち、話すことの意味について、もう少し詳しく述べます。心の中の問題を誰かに話して「すっきりした」と感じたことはありませんか。抑え込みが解かれ、問題が整理されることもあるでしょう。聞いてくれる人の存在が、自分にとっての支えとなり安心感となることもあります。そこから新たな視点を得て、悩みの解決の糸口につながっていくことでしょう。


カウンセリング
 心の健康を保ち、問題を解決するために、カウンセリングが役立つこともあります。カウンセリングでは内面を整理するお手伝いをします。何か困ったことがある時や、もっと自分を深く見つめたいと思う時、もっと自分の可能性を生かしたいと思う時には、カウンセリングを利用してみてください。カウンセリングは自由に話せる場で、秘密は必ず守ります。学生相談室、学生サポートルーム、医務室、保健室では、皆さんとの出会いを大事にしていますし、皆さんの実り多い大学生活を願っています。 

2010年1月6日
保健管理センター 川中淳子